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2006年04月08日

大航海時代2

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ジャンル:シミュレーションゲーム
機種:スーパーファミコン
メーカー:光栄

16世紀の大航海時代をモチーフにしたシミュレーションゲームです。
元々パソコンのゲームだったのをスーパーファミコンに移植したものです。
未知の財宝を発見する冒険家になったり、貿易で巨万の富を稼いだり、
世界を震え上がらす海賊になったりと、自由に遊べます。

6人のキャラクターから、主人公を選んでプレイできます。
金持ちの坊ちゃんから女海賊まで居て、なかなか多様です。
主人公ごとに最終目標は決まっていますが、
過程は決められていませんので自由にプレイできます。
主人公同士がストーリー上で絡み合ったりするのもなかなか楽しいです。

一応シミュレーションゲーム扱いですが、変則的なRPG?という見方もできたりします。
シミュレーションゲーム特有の上から見下ろした感はなく、
常に主人公が中心で進むため、とてもRPGっぽいです。
普通のシミュレーションゲームより人によってはプレイしやすいかもしれませんね。


世界が広いです。
スーパーファミコンでよく表現できたなあというほど広くて、
下手に太平洋などの広い海に航海しに行くと迷子になって死んでしまいます。
と言っても、現実の世界と同じなので世界地図を見れば迷うことはないと思います。
さらにその広い世界に実在した港町がいくつも存在し、
誰も見たことない財宝がいくつも眠っているのです。

ちょっと航海してみれば分かりますが、自分以外の船がやたら一杯あります。
すべての船が何らかの目的を持って航海をしています。
商船やら、それを狙う海賊やら、海賊から商船を守るための護衛船やら。
その中の一つとして、プレイヤーの船があるわけです。
けっこうリアルで面白そうじゃありません?

曲がめっちゃ良いです。知ってる人は知っている菅野よう子さんが作曲してます。
幻想的で優しい雰囲気なのに、勇ましくてノリが良い曲ばっかりです。
わざわざサントラ買っちゃいました。


さて短所ですが、貿易で大儲けするのが簡単すぎます。
一つでも儲かる貿易路を発見すれば、あとは同じところを行ったり来たりするだけで大金持ちになれます。
物価の変動もあるのですが、売って買ってを繰り返すと元に戻るのであんまり意味ないです。
もし主人公が海賊だとしても、貿易の方が海賊家業より儲かるので、本業をお休みして貿易に精を出した方が利口なぐらい儲かります。

もう一つの短所が、操作性です。
スーパーファミコンの全盛期なら許されるレベルの操作性ですが、今となってはかなり厳しい。
メニューの階層が深くて理解しにくいし、アクセスしにくいです。
この辺は元パソコンのゲームなので仕方ないのかもしれませんね。


私としては4500円ぐらいの価値がありました。
ボリュームもあるし、曲も良いし、ゲームとして面白い。
地理と歴史の勉強にもなりましたし、プレイしている間は本当に没頭しちゃいましたね。

Amazonでも手に入りますし、中古ゲーム屋さんでも大抵置いてあります。
今ならだいぶ安く買えちゃいますね。
プレイステーションで大航海時代2外伝というシナリオ追加版みたいなのも発売されてますので
興味がある方はそちらもどうぞ。


・おすすめの攻略サイト
ヤキトリ屋

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