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2006年04月13日

Battle Toad(バトルトード)

BattleToad.jpg
機種:ファミコン
発売:メサイヤ

カエルのヒーローが悪の女王ダーククイーンに
さらわれた姫と友達を助けにいくというアクションゲームです。
ストーリーはお約束どおりベタですねw
でも中身はかなり硬派ですよ。

最初は横スクロール格闘アクションなのですが途中からは、
ロープで下に強制スクロールする面になったり、
飛行機に乗って障害物を回避する面になったり、
バイクに乗って光る玉と競争する面になったり、
大蛇に飛び移り続けて先を目指す面になったり、
バラエティに富んだ面構成には脱帽ものです。
面ごとに別ジャンルのゲームをしているような、
そんな気持ちにさせてくれます。
しかも、どの面もほとんど絵や仕掛けが流用されておらず、
そのクオリティの高さにはホントにファミコンなの?
と疑いたくなるぐらいです。
正直、ファミコンの限界を表したゲームでしょう。

操作性は全般的に良いのですが、かなり滑り安いので
狭い足場などで微調整を取りにくいのが難点です。
また敵との位置によって攻撃アクションが変わるのですが、
何が出るのかあまり予想できません。
攻撃アクションにバラエティがあって面白いのですが、そのせいで短所にもなってます。
この辺は格闘要素が入ってるためですね。

難易度ですが、かなりアクションが難しいです。
最初の方は普通なのですが、中盤になると急に難しくなります。
基本的に死んで覚えるタイプのゲームなのですが、ちょっと死にすぎです。
終盤からは1画面移動するだけで1回は死ぬような難しさです。
普通のプレイヤーの方ならゲームの半分ぐらいのところで
ゲームオーバーになって投げ出すのは必至です。
難易度をもう少し緩和するだけで
随分と皆が楽しめるゲームになるだけに非常に残念です。

逆に言うとアクションゲームのマニアの方にはかなりオススメできます。
うまくノーミスで進めたときは、脳に色々分泌されちゃいますよ。
腕に自信のある方はぜひプレイしてください。

英語版と日本語版で天地ほどの難易度差がありますので
日本語版をプレイすることをオススメします。
英語版は本物のマニア専用です・・・。

二人プレイについてですが、ほとんどオマケです。
片方が死んでしまうと、中継地点に戻されたり、
面の最初から始まったりと二人プレイの方が難易度が理不尽に高くなります。
また味方の攻撃も当たるので、協力して戦いにくいです。
対戦オンリーなら1回ぐらいは遊べるかもしれませんが、
マジメに二人プレイしたい方はやめておいたほうが絶対に良いです。

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