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2005年12月11日

愛知万博を振り返る

もうとっくのまに旬すぎてますけど、
思ったことを書きます。

まず今回のテーマ「自然の叡智」でしたかね。
でも行った感想としては「人間の叡智」しか感じられませんでした。
企業の最新技術やらを盛り込んだ建物ばっかりでどこにも「自然」はなかったです。

だけど木材で建てられた大きな建造物や通路なんかはありましたね。
会場をほぼ一周できる空中回廊なんかは木材でできてました。
これが「自然」なのでしょうか?
これらの建造物のために一体どれだけの木を切り倒したのか想像もつきません。
廃材利用を謳っていますが、実際どれだけの廃材を利用して
どれだけの伐採を行ったのか知りたいです。

あとは有名パビリオンに並ぶ人が多すぎる。
待ち時間が4時間とかどうなってるんですか。
もう少し分散するようにはできなかったのかな。
有名パビリオンは1箇所に固まりすぎてるのも原因な気がします。
あとは1回の公演に消化できる人の数が少ないってのもありますね。

一番泣きそうになったのが
帰るときですら順番待ちだったことでしょうか。
帰るために1時間も待つなんて、
さすがにディズニーランドでも経験したことないです。
移動や待ち時間で時間を取られるので
いつのまにか閉園時間になっていることがありました。
たぶん皆も同じように、いつのまにか閉園時間になっていたので
集中したのではないかなあと思います。
帰る方法がリニアモーターカーかバスぐらいしかないのが問題です。
閉園時間だけ回転数をもっと増やすか、歩いて最寄の町まですぐに帰れればいいのですが。

本会場から離れた場所にもパビリオンがあるのですが、
ここにはゴンドラで入ります。
で、私はゴンドラで楽々と入場しました。
が、帰るころになると大雨になり、なんとゴンドラは運転中止に。
陸の孤島という言葉を思い出した瞬間でした。
あーやべーと思ってたら、どうやらバスも通ってるらしく事なきを得ましたが。
でもバスに乗るのにまた30分待ちですよ。
こんなのばっかりだ。

パビリオンの内容の質はどうかというと、基本的には面白くなかったです。
その中でたまにめっちゃ面白いのがちょろちょろあるのが救いでしたが。
もう終わってしまったので一つ一つをここで言及するのはやめておきます。


とまあ、こんな感じです。
私が一つ肝に銘じたことは、有名すぎるテーマパークには人がいないときに行くもんだ、です。大阪万博みたいに残ってればいつでも行けるのですが、愛知万博は全部取り壊すみたいですからちょっと無理そうですけど。

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