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2006年01月07日

精神障害者の施設コンフリクト

ちょっとまえのことですが、
精神障害者の保護施設を建てるのを反対しているニュースがありました。
地元の人がストライキして建設するのをやめさせようとしていたのです。
おっちゃんが工事現場の人に突っかかって行って
柵を無理やり取り払ったりしてました。
なにやら、精神障害者が犯罪を犯すので危ないからだとか。
おっちゃんの方がよっぽど怖かったのですが。

私はこんな偏見はとっくのまに無くなってると
思っていたので心底おどろきました。
ニュースによると、このようなストライキが全国で行われているそうです。
こういう問題を施設コンフリクトというらしいです。

なぜ、地元の人は精神障害者を怖がるのでしょう。
私が思うにマスコミのせいです。
テレビなどでよく精神障害者が
犯罪を犯すというようなニュースを目にしている気がします。
しかし実際のところ、正常な凶悪犯罪者の逃げ口上が精神障害を装うことなので
本当の精神障害者の犯罪者が何人いたのか見当も付きません。

私としては精神障害者より普通の人間の方がよっぽど犯罪を犯しそうだと思うのです。
精神障害者は、正常に物事を考えられないので犯罪を計画できません。
しかし、正常な人間は綿密に、それこそ完全犯罪を計画することだってできるのです。

そして何より、精神障害者だからといって
全員をひっくるめて犯罪者予備軍のように考えるのは恥ずべきことです。
もしあなたの職種は知能指数が低いという統計が出たときに、
あなた自身も知能指数が低いと言われれば怒るでしょう。
それを保護施設に反対している人はもっと酷く行っているのです。

誤解や決め付けによる争いは一番嫌いなので早く解決できるといいですね。
もう少し頭をやわらかくして考えればすぐに気づくことだとは思うのですが・・・。

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