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2006年06月10日

人種差別の過剰反応

「注文は英語で」と書かれた看板に非難の声
引用元:http://www.excite.co.jp/News/odd/00081149908512.html

フィラデルフィアにあるレストランが、「ご注文は英語でお願いします」と書かれた看板を掲げたため、人種差別に当たるなどと論争となっている。

まず、レストラン側の言い分は

「ここはアメリカです。注文するときは英語でお願いします」
となっています。
外人が日本に来たとき、
日本人の我々は日本語で喋って欲しいのは当たり前ですよね。
相手の言ってることが理解できないんだから。
今回と全くおんなじです。

で、人種差別って言ってるラテンアメリカの人たちの代表は、

「オーナーの口から出た言葉は人種差別的なものだと思います。まるで彼は、『この町に住んでいる茶色い顔をしたやつらが気に入らない。やつらを町から追い出すためなら、何だってする』と言っているようなものだ」
と言ってるらしい。

何この過剰反応。
注文を英語でしてくれってだけで、
追い出すことになるなんてどういうこと?
それに、料理の名称を英語で言うだけなら
難しくないと思うんですけど。
どうみても難癖です。
悪く推測しちゃうと、
彼らは人種差別を武器にしてるだけじゃないのかと思ったりします。

でも、実際その場所に行ったわけではないので
真偽は定かではないですけどね。
ロイター社の記事自体がおかしい可能性も十分ありますし。

ニュース引用初めてだけど、
記事自体が正しくない可能性を考えてたら何も書けなくなるなあ。
でも鵜呑みにしちゃいかんし、
こればっかりはどうしようもないか。

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Comments

これはね
アメリカは法律の上では公用語の規定がありません
英語は「事実上の」公用語でしかなく、公式なものではないのです
ヒスパニックはスペイン語を中心としたラテン系言語を話しますし
市町村レベルではスペイン語を公用語としているところもあると聞いたことがあります

なるほど。
日本と同じように考えるのは浅はかでした。

英語人がスペイン語人に、
公式ではない英語を話すことを勧めているってのが
論点になるんですね。

でもやはり過剰反応すぎるとは思います。

アメリカに住む人たちの社会背景を考えると普通に起こりうる反応だと思います。アメリカは雑多な民族の坩堝であるにもかかわらず主流派が亜流派を見下している背景です。
英語を使わない人たちにしてみれば、英語を使えと強制されるのは、明らかに自分達を排除しているようにしか思えません。
たとえば関西の人が「以後関西弁は使うな。標準語で話せ」と言われたらキレるでしょう。彼らのアイデンティティを奪うわけですから。他の地方にあてはめても同様です。
上記は例ですが、そんな感じの主流派の押しつけが米国では実際に最近とみに目立ってきているのです。
そこへ来てこの話です。過剰反応ではなく連鎖反応です。

狭い見識と思い込みで語る言葉に説得力はありません。
もう少しお国の事情と、最近のニュースをよく見知ったほうがよいかと思います。

>狭い見識と思い込みで語る言葉に説得力はありません。
まったくその通りです、お恥ずかしい限りです。

ただ、記事文面からすると「強制」ではないのがポイントだと思います。
「移民たちに英語を学び、米社会になじんでもらうために掲げた。英語でしかオーダーを受けないとは誰も言っていない」を文面どおり受け取れば、「良かったら英語使ってくださいね」ぐらいのことだと感じます。
しかし、これが事実と違っており「英語を話さない奴は店から追い出す」となれば明らかに人種差別で、批判されるべきだと思います。

1つ言えることは、本当に正しい判断をしようと思ったら、現地に行って実際にどうなっているか見てみるしかないということでしょう。
ニュースや文字の知識だけで(それがいくら豊富な情報量であっても)、その国の人の反応を普通か過剰か憶測すること自体が間違いだと思いました。

要するに、この記事自体の存在が間違いってことですね。
これからは人種差別関係の記事は書かないことにします。
当事者でなければ分からないことだからです。

色々と勉強になりました。
taromさん、lamentさん、ご教授ありがとうございました。

> 狭い見識と思い込みで語る言葉に説得力はありません。
ん?ここのブログ主の方はジャーナリストか、プロの物書きの方なのでしょうか?この型の書く文章が社会に何らかの影響を与えてしまう立ち位置ではないでしょうに。

厳密に言うと、[狭い見識と思い込みで]と言っているあなたが実際にその地に住んでいて、より深い事情をわかっているというのなら確かにその通りでしょう。
しかし、[狭い見識と思い込みで]と言っているあなたがブログ主と同じく通信社などのニュースソース+αによって得られた情報をもとに判断している場合、その言葉はそのままあなたにも向けられます。
どれだけ知れば充分なのかということになると、50歩100歩です。

個人ブログなのですから、ブログ主が思ったこと、感じた感想を書いていて普通です。
>関西の人が「以後関西弁は使うな。
>標準語で話せ」と言われたらキレるでしょう。

関西人ですが、そんなことではキレません。方言・訛りなんかにアイデンティティーも持っていません。
「郷に入っては郷に従え」と思い、従うだけです。
もちろんこれはきわめて日本的な感覚であり、単に私の意見です。多面、こういう個人ブログではそれ以外の見方を詳しく分析する必要もないし、責任もない。
ただ、(日本でもたくさんいますが)アメリカに強制的に連れてこられたわけでも無いのに、周りの環境に合わせずに我を押し通すほうがどうかしていると感じるのはしごくまっとうな感覚(日本人としてだけですが)ではないでしょうか?

僕ならこう言います。
「文句があるんなら帰れ。」
アメリカは差別大国です。
それをわかった上で移住するべきでしょうね。
単にこの記事は“弱者の側に立った告発”という、単純正義の話に過ぎません。

したり顔でさとしてるあなたが、パンツ穿いてませんよ。

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