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2006年06月09日

勇者の王妃との結婚

勇者の王妃との結婚は、女性を褒美としての物として扱われているようなもので、人身を軽んじているのではないだろうか?
引用元:http://riceofrice.s41.xrea.com/x/mt/archives/2006/06/12.html

どこの昔話を読んでも1つや2つ、王の娘を褒美で与える話が出てくる。
たしかに世界的に昔は人身を軽んじている風潮が強いと思います。
でも大抵は、王妃も納得済みで結婚する話が多いので
良いんでない?とは思っちゃったりしますね。

補足してみると、王が最高の褒美を勇者に与えようと思うと、
自分の血縁者と結婚させて、
自分と同じ地位を与えるのが妥当なところだと考えられます。
正式な手続きで王になるためには、
王の血筋にならないとダメという習慣が世界的にあるからですね。

この習慣が無いのなら王妃の褒美としての価値も薄れるはずです。
褒美としての価値が薄れると勇者に与える意味もなくなるので
結婚話が出てこなくなるかもしれない。
価値が薄れた方が良いのか悪いのかは定かじゃありませんけども。

あとシルクロードの昔話に、王妃が街人の群集から
結婚相手を選ぶという逆バージョンもあったりします。
選ばれた男は嫌でも強制結婚させられちゃったり。おーこわ。

男権主義も怖いけど女権主義も同様に怖いなあ。
本当の意味での男女平等が訪れればいいですね。

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